2014/03/06
はぴ大福 ごくとま ストーリーです。
モニターに応募
ある日、Facebookで興味深い商品が紹介されていました。
宮崎の都農町で作っている、わそう農園さんのトマト「ごくとま」
モニターを募っていて、サンプルを無料でお送りしますということで
なぜか、僕はぴんときたのです。
「これは、ぜひ使ってみたい」とモニターに応募。
早速送られてきたのは、ミニサイズのトマト。
グリーンや黄色などのミニトマトもありました。
妻が赤いトマトを味見。
目をまんまるにして、「あまーい」と一言。
これは、かなり美味しいトマトでした.
昨年もはぴ大福 トマトを出していたのですが、熊本の塩トマトを使っていました。
大福とトマト?異色な取り合わせでしたが、一度食べた方は、はまるらしく、
短い販売期間でしたが人気の商品でした。
また今年もそろそろ・・・と思った時に、わそう農園の宮崎さんからこのモニターの募集があったのでした。
はぴ大福 ごくとま を試作
早速、このごくとまを使った 「はぴ大福 ごくとま」を試作しました。
トマト自体がとても甘いのであまり砂糖を入れず、果肉を残したジャムを使っています。
やはりスイーツですから、トマト本来の甘みと、お菓子の甘みとどれくらいのバランスをとるのか・・
そこが難しかったのです。モニターの分だけではたりず、スーパーのフーデリーに買いに行きました。
何度目かの試作で、納得のいくものが出来上がりました。
はぴ大福フレンズというはぴ大福ファンの方々に試食をお願いして感想をいただきました。
「トマトと言われなければわからない。甘みがあって酸味もほどよく美味しい。」
「野菜を使っていて、ヘルシー。」「トマト嫌いの子供も食べてくれた。」
「初めてはぴ大福を食べた時の感動が再び!とってもおいしかった。
早くお友達に食べさせたい。」
など皆さん美味しいと好評でした。
熱きトマト農家の宮崎さん
このごくとまは、宮崎県 都農町で作られています。
私たちは、わそう農園の宮崎さんにお会いしてきました。
今からが繁忙期というお忙しいときに、笑顔で出迎えてくれ、
ハウス内を案内してくれました。
ハウスの中ではたくさんのトマトの苗があり、
トマトが実っていました。
赤いトマトだけではなく、グリーン、黄色など
様々な種類のものもありました。
若くてさわやか、好青年といった感じの宮崎さん。
お話を伺うととても熱い方でした。
実は、宮崎さんはトマトが嫌いだったそうです。
あの酸味がどうにも苦手だったのです。
自分が食べて美味しいと思えるトマトを作ろう!それが出発点でした。
僕オーナーもトマトが苦手です。宮崎さんもトマトが苦手だったと伺い、
勝手に親近感を覚えました。
ハウスで実際に実っているトマトをいただきましたが、やっぱり甘―い。
トマト嫌いの僕でも本当に美味しいと思ってしまうのです。
どうしてこんなに甘いのか?
この「ごくとま」は、通常の育て方ではないそうです。
一枚の特殊フィルムを使い、その上にトマトを育てていきます。
わざとトマトが水や養分を吸いにくくして、トマトの吸収力を高めて
栄養価の高い甘~いトマトが出来上がります。
本当は中くらいの大きさの品種なのですが、実がぎゅっと
凝縮されて小さくなっているのです。
そして、そのフィルムは水は通すが菌などを通さないために
減農薬で作ることができるのです。
この画期的な方法を宮崎県で取り入れているのは、宮崎さんと仲間の3人だけ。
そんな新しい取り組みをはじめたのには、理由がありました。
宮崎さんは、もともと農業に無関係。福岡で営業マンをしていました。
奥様と出会い、結婚するときに義理の父親から宮崎で一緒に農業をしてもらえないか?
と言われたのです。農業をするのは未経験。普通のことをやっていては、
経験者の方たちには追いつけない。そう思い、試行錯誤して、この栽培方法にたどりついたのだそうです。
最初は取り扱ってくれるところがなかなか見つからず大変でしたが、
少しずつ都会の百貨店などにおろすことができるようになりました。
その後、宮崎ではどこで買えますか?という問い合わせがくるようになり、
宮崎でも販売することに。
そんな時期に、hapihapiも幸運にも「ごくとま」に出会うことができました。
ごくとまを売り出してから3年くらいの年数で、後ろを振り返る余裕もなく
前だけを見て進んできたとおっしゃっていました。
おいしいごくとまを皆さんに食べてもらいたいという一心で頑張っていらっしゃいます。
私たちも、そんなごくとまでおいしいはぴ大福を作らせていただきます。
期間限定になりますが、熱き農家・宮崎さんに育てられた甘―いごくとまを使った「はぴ大福 ごくとま」
ぜひ、ご賞味くださいませ。